『プリズム◇リコレクション』体験版をプレイした感想
2013年2月22日に『プリズム◇リコレクション』が発売になります。
先に体験した『星彩のレゾナンス』と同じ日に発売となります。
本作の主人公、久我山昌信の元に一通のメールが届く。それは離れて暮らしていた母からのもので、瀬戸内海の図南市に引越しの指示をするものだった。物語は図南市に来たところから始まる。
図南で初めて出会ったのは、観光案内を部の活動とする☆☆☆部の部長の連城紗耶香。彼女の観光案内を受け、彼女の所属する☆☆☆部に入部することになる。
舞台は西暦2040年と少し先の未来の話。だけど急速に科学が発達したとかいうことではなく、今の科学技術が少し進歩した程度なので専門用語などはあまりない印象を受けた。モニタは二次元から三次元投影されるようになっており、ケータイが身分証明になっているなど、世界観もきっちりつくってある。
物語についてはアニメネタ、カメラネタ、料理ネタ、日本史ネタなど、これでもかっていうほどにネタが押し込まれている。
序盤の会話で某CMでも低燃費少女で話題となった、国民的名作のアニメネタでプレイヤーに「ほかにもアニメネタがあるかも」と印象づけさせておいて、ほかのセリフにも注意を受けさせるということを計算してやっているのかと思う。その印象があったおかげでアニメネタを連想させる会話が次々と発見できてしまい、笑ってしまった。特に妹のこのかとの会話の中でアニメネタが多様されていた。
グラッフィック面では、キャラクターのCGが一段と美しく描かれておりとても魅力的。とくに関心したのは、カメラを覗いたときの画面をそのまま再現しているところだ。
キャラクターはメインヒロインは全員胸が大きい。同メーカーの前作『カミカゼエクスプローラー』でも胸の小さい(と思われる)ヒロインは、宇佐美沙織だけ。本人は胸の小さいのを気にしていたようだが、それでも大きい方。これもクロシェット作品の魅力の一つとなっている。
主人公は、バイトでいろいろなことを経験し、なんでもできる万能型。特に料理が上手いというのが意外だった。主人公がなんでもできてしまうこともあり、その妹のこのかも優秀で、入学式に入試主席で代表を務めるほど。初咲雛乃は、入試次席ともありこちらも頭がよい。ネット関係のエンジニア。アイナ・シュタインは、体験版ではあまり他のキャラより絡みが少なかった。体験版では華道で花を生け、このかを励ますといった心配りを見せてくれた。最後に連城紗耶香、一番表情がコロコロと変わる見て飽きない子。☆☆☆部の部長だけあって、彼女の周りには変な人が集まるようだ。
ホームページのキャラクター紹介では、久我山このかが一番上に表示されているが、一番のメインヒロインはこのかなのか?
体験版をプレイした限り、一番笑えたのは主人公とこのかのやりとり。プレイしてて飽きない表情の変化。クロシェットの細部までのこだわりが伝わってきます。
体験版だけでも十分に笑えて満足感がありました。これは買うしかありません!